鹿児島県といえば美味しい焼き鳥!歴史やおすすめ観光エリアを紹介

九州の南端に位置している鹿児島県は、南国特有の暖かく湿度が高い気候です。
複数の島をもっており、推定樹齢7200年の縄文杉がある屋久島もここ鹿児島にあります。
また日本でもトップレベルの畜産県で、美味しい豚肉と和牛が食べられます。
九州は鶏肉の一大消費地でもあるので、焼き鳥店が多いことも有名。
地鶏を使った唐揚げや水炊きなど、鶏肉を使った名物が充実している地域です。

焼き鳥店が多いのはなぜ?鹿児島の歴史を深掘り!

鹿児島で焼き鳥が有名なのは、江戸時代に薩摩藩で行われていた風習が背景になっています。
当時薩摩藩では武士たちの士気を高めるため、闘鶏が盛んに行われていました。
負けた鶏はその場で処理して食事にしていたことが名残りとなり、闘鶏が禁止されてからも家庭で鶏を飼い、祝い事などで調理する文化が浸透していました。
そのため県民にとって鶏料理は馴染みのあるもので、焼き鳥店が多数開店したのです。
日本三大地鶏の一つである薩摩地鶏は、江戸時代に闘鶏用に飼育されているものが原種。
肉の弾力と柔らかさ、甘みが人気のブランド鶏となっています。

鹿児島の夜を飲み歩き!焼き鳥が多いエリアを紹介

駅からほど近い天文館エリアは南九州一の繁華街としてにぎわっています。
焼き鳥店が集中しているので、食べくらべやはしご酒もおすすめですよ。
鶏以外のご当地グルメを堪能できるほか、カフェやショッピング施設、宿泊先も充実。
天文館は文化通り、山之口本通りも繋がっているので、居酒屋を巡りながら鹿児島ならではの雰囲気を楽しめます。

焼き鳥で節税も!ふるさと納税をして、自宅で観光気分

鹿児島県ではふるさと納税の返礼品として「九州産焼鳥の盛合わせ」を扱っています。
いちき串木野市では5種類の焼き鳥が計50本用意されていて、種別に個包装されているので少量ずつ食べたい方にとても便利。
柔らかさと鳥の旨みに定評がある人気グルメとなっています。