熊本県菊池郡大津町にもある!助産所の気になる病床数とは?

熊本県でも産婦人科の他、助産所が多くあります。
熊本市の北東部にある大津町にも助産所があり、出産の補助をしてくれます。

大津町にもある助産所とはどんな施設?

助産所は助産師が管理する施設のことを言います。
妊婦の健康チェックや新生児の保健指導を行うだけでなく、正常分娩であれば助産師が医師の指示んしで分娩介助ができるのが特徴です。
ただし、分娩を扱う助産所には嘱託の医師または連携医療機関が定められています。
これは大津町に限らず全国すべての助産所で共通した決まりになっています。

このような特徴を持つ助産所ですが、出産できるのは母親自身に合併症がなく、経過に大きな異常がない人に限られます。
逆子や双子、三つ子といった多胎の場合は、助産所で対応できないため注意してください。
また、35歳以上の高齢出産の場合は、対応できない助産所もあります。
大津町の助産所で高齢出産を検討している方は事前に聞くようにしましょう。

助産所の病院との出産の違いは?病床数は?

大津町に限らず助産所で疑問に感じるものの一つとして、病院との出産の違いが挙げられます。
簡単にいえば、自然な出産を行うのが助産所の特徴です。
陣痛促進剤の投与や帝王切開、会陰切開、また吸引分娩といった医師が行う処置を助産所では行いません。
切迫流産や早産などを伴う出産も対応していないのが特徴です。
しかし、やむを得ず対応せざるを得ない場合は、嘱託医師や連携医療機関との連携体制を取ることによって対応します。
大津町には産科がないため、菊池町や熊本市の医療機関との対応が基本です。
また、病院では分娩台での出産が基本ですが、助産所では自由な姿勢での出産ができる点も特徴といえるでしょう。

病床数は9床以下になっていますが、大津町の助産所で9床備えた助産所はありません。
しかし、出産後に滞在できる体制になっているので安心して出産できます。