警備にも色々!4つの警備業務

業務内容によって変わる警備の仕事

横浜のショッピングモールに出かけると、必ずと言ってもいいほど警備員が常駐しています。とても心強い存在ですが、実は警備員の仕事には業務内容によって種類が分けられているのをご存知でしょうか。
警備員の業務区分がわかれば、警備員への転職や仕事内容も分かるようになるでしょう。街で見かける警備員の姿を見て、より一層逞しく思えるかもしれません。

1号警備

まずは1号警備。冒頭でも触れた横浜の警備員のように、ショッピングモールで警備をおこなうのが仕事です。ショッピングモールだけでなく、工場・オフィスビル・湾岸施設・医療機関も、1号警備の範囲。街中で見かける警備員の大半は、1号警備になるでしょう。
1号警備には、施設警備業務・巡回警備業務・保安警備業務・空港保安警備業務・機械警備業務の5種類があります。

2号警備

2号警備業務も、街中でよく見かけます。人の往来が激しい場所に立って、移動をスムーズに保つのが仕事。何かのトラブルがあったら、すぐに駆けつけます。
2号警備業務には「交通誘導警備業務」と「雑踏警備業務」の、2種類があります。街中でよく見かけるのは、工事現場近くで業務にあたっている「交通誘導警備業務」でしょう。工事現場には、様々な重機や特殊トラックが頻繁に出入りします。上手く誘導ができなければ、大事故に繋がりかねません。一般歩行者が近くを通っている場所であれば、2号警備業務にかかる責任は重大です。ライブ会場で、見かける警備員は「雑踏警備」になります。人気アーティストのライブとなれば、万単位以上の人が押し寄せます。大勢の人が来ても混乱にならないようにするのが、2号警備業務なのです。

号と4号の警備

ドラマや映画でよく見かけるのが、3号と4号の警備でしょう。3号警備は別名「運搬警備業務」と呼ばれ、貴重な品物から危険物の運搬を安全にすすめるためにおこなう警備のことです。
著名人をはじめ、政財界人や有名人を守るのが4号警備です。いわば「ボディーガード」です。最近は有名人だけでなく、一般人も警備にあたる機会が増えてきました。