鉄道に乗車するのが好きな乗り鉄、車両を撮影するのが好きな撮り鉄、模型が好きな模型鉄、駅の録音が好きな音鉄などのジャンルがあるように、私は長年の鉄道ファンです。
中でも特に鉄道模型が大好きな私は、それぞれの鉄道に設定したテーマの歴史や時代考証を調べます。
単に模型を集めるだけでは、何のコレクションしているのかわからないため、種類によってテーマを決めています。
日比谷線は、北千住駅から東武伊勢崎線と東武スカイツリーラインの東武動物公園駅、東武日光線の南栗橋駅、東武伊勢崎線の久喜駅まで結んでいます。
さらに、中目黒駅から東急東横線の菊名駅や、元町・中華街駅行きがあります。
鉄道模型の組み立てを始める
私が最もこだわったのは、東京の旧営団地下鉄、現在東京地下鉄の日比谷線を、Nゲージの鉄道模型で再現したことです。
現在13000系7両編成の日比谷線を、以前の03系8両編成で再現しようとした私は、旧営団地下鉄と東武鉄道、東急東横線の鉄道模型を用意しました。
キットから組み立てた旧営団地下鉄は色を塗り、半分完成品だった東武鉄道、東急東横線は、車輪を変えたり、パンタグラフをつけたり、モーター車を乗せ換えたりしました。
長年お世話になっている友だちに手伝ってもらいながら、車両を組み立てていきました。
東武鉄道、東急東横線は難なく組み立てに成功したものの、こだわりが強かった旧営団地下鉄を組み立てるときは、相当な熱の入れようでした。
苦労した日比谷線の時代考証と組み立て
こだわっていた旧営団地下鉄の組み立てについて、「日比谷線をどの時代するか」という困った問題が発生しました。
3社の模型を見てみると、旧営団地下鉄と東急東横線の屋根上に無線アンテナがあったものの、東武鉄道は付属していた無線アンテナをつける穴が開いていませんでした。
そんな中東武鉄道の車両に、古いタイプのステッカーの「地下鉄線直通」と印刷されていました。
古い資料を誰か提供していないか確かめるため、パソコンでフリー百科事典をくまなく調べました。
1週間ほどかけて調べた結果、東武鉄道は北春日部駅までの直通運転していた頃、東急東横線は1978年頃の8両編成の時代に決めました。
8両編成の完成品を既に持っていた旧営団地下鉄は、東武鉄道の東武動物公園駅まで直通運転していた時代をキットから組み立てました。
東武鉄道と東急東横線は同じ台車でしたが、車両編成を変えていった旧営団地下鉄は、車両ごとに異なっている台車の形を再現しました。
3社の組み立てを終えたのもつかの間、西武鉄道で活躍していた車両の鉄道模型が発売される知らせがありました。
幼なじみと同僚、自分の分3セットを、いつもの鉄道模型店に注文しました。
まとめ
鉄道模型は、組み立てる楽しさに加え、歴史を学べます。
ほしかった鉄道模型が発売されるなど、思ってもいなかった嬉しい驚きもあります。
西武鉄道の鉄道模型が届く前に、幼なじみと同僚が考えている時代考証を聞きながら、どのような改造を施すのか考えるのも楽しみです。
そんな私は、実現しなかった2両と4両が連結された姿を再現することを考えています。
「現在の6両編成と4両編成を連結する方法を考えて」と幼なじみに頼まれた私は、パソコンで調べています。
新たな鉄道模型が発売されるたびに、時代考証などを楽しみながら、これからも私は、この趣味をずっと続けていくでしょう。