宮崎県の名産、きゅうりの生産量について
宮崎県は九州の南部に位置し、一年を通して温暖な気候と、日本有数の日照時間・快晴日数に恵まれています。
そのため農作物の生産がさかんな地域です。
宮崎県で収穫される主な農作物としてはピーマンやさといもなどがありますが、中でも特にきゅうりは全国トップの生産量を誇っています。
宮崎県では戦後から傾斜地を利用して、きゅうりのトンネル栽培が行われてきました。
昭和30年代からはそれがビニールハウスへと変わり、現在でも多くの農家がきゅうり栽培を行っています。
生産量は近年では60,000トン前後となっており、同じくきゅうりの生産が盛んな群馬県と毎年日本一を争っています。
宮崎のきゅうりの出荷時期と、その理由について
宮崎県でのきゅうりの出荷時期ですが、ピークは1月頃となっています。
きゅうりというと夏のイメージがありますが、宮崎のきゅうりはあえて寒い時期に全国に出荷をするそうです。
暑い時期にはほかの地域でも多く生産されるため、価格が安くなりがちです。
反面、寒い時期にはきゅうりは育てにくく全国的に不足する傾向があります。
その点気候が温暖な宮崎では低コストでビニールハウス栽培を行うことができ、寒い冬に多く出荷することで安定した価格で販売することができます。
きゅうりの美味しい食べ方は?おすすめの調理方法
きゅうりの調理法はさまざまありますが、やはり新鮮なうちに生で食べるのが一番良いでしょう。
おすすめの調理法としてはきゅうりを乱切りにして、ごま油、ごま、鶏がらスープの素と一緒にビニール袋に入れて揉む、というものです。
きゅうりは手で割ることもできますので、これなら包丁もまな板も汚さずに一品できます。
ナムル風の味付けはお酒のおつまみにもなりますし、子供も食べやすい野菜のおかずと言えます。
生食以外では、魚介類などと中華風の味付けで炒めるのもおすすめです。
ちくわにきゅうりを入れて焼くレシピなども、お弁当の定番ですね。