テレワークの普及によりノートパソコンの売上が伸びています。
ビジネスの必須アイテムといってもいいノートパソコンですが機能も価格もさまざまでどれを選べばよいのか迷ってしまいます。
今回は、テレワークを快適にこなせるノートパソコン選びのポイントについて解説します。
なにはなくともSSD
テレワーク用のノートパソコン選びで左右線すべきポイントが「ストレージ」です。
ストレージとはパソコンの記憶装置のことでアプリやデータを読み書きするためのパーツです。
ストレージは読み書きの速度に直結するパーツなのでパソコンの体感的な動作駆動に強く影響します。
ストレスなく快適に使えるノートパソコンを選ぶならストレージとして「SSD」を搭載しているもんを選びましょう。
一昔前までパソコンのストレージはHDDが主流でしたがSSDはHDDを価格と容量以外のすべての面で上回っています。
HDDかSSDかの違いだけでパソコンの動作速度は段違いです。
快適性を重視するなら他のパーツでは妥協してもストレージだけは絶対にSSDを選びましょう。
SSDには「M.2 SSD」と「2.5インチSSD」の2種類がありますが「M.2 SSD」のほうが高速です。
価格は少々高めですが快適性や将来性を考えると「M.2 SSD」がオススメです。
内蔵カメラの有無をチェック
テレワークに使うならカメラとマイクは必須です。
最新のノートパソコンはカメラとマイクが標準で搭載されているものがほとんどですがコスト重視で搭載されていない機種もあります。
外付けでカメラや膜を付ける方法もありますが準備に手間がかかるので簡単に使いたいならカメラとマイクを内蔵iしている機種を選びましょう。
Web会議ならそれほど画質にこだわる必要はなく内蔵のカメラとマイクでも十分です。
メモリは最低でも8GB
パソコンの快適性に強く影響するパーツが「メモリ」です。
一次記憶装置としてあらゆる作業に影響するメモリが不足しているノートパソコンは動作が遅くなったり不安定になったりとトラブルが起きやすくなります。
Window10以降のOSは最低4GBの容量があれば動作しますが、はっきりいって4GBでは動くというだけで快適とは程遠い状態です。
パソコンをまともに使いたいならメモリは最低でも8GB、快適に使いたいなら16GBは欲しいところです。
メモリ不足のパソコンは使っているだけでストレスが貯まり仕事の能率が落ちるだけでなく、テレワークでフリーズしたりweb会議で落ちてしまったりと仕事に支障をきたす可能性があります。
スムーズに仕事をするなら最低でもメモリは8GB用意してください。
まとめ
緊急事態における一時的な措置として慌ただしくスタートしたテレワークですがweb会議やリモートオフィスなどいろいろな形で定着しつつあります。
新しいビジネススタイルとして今後も継続することが確実であろうテレワークでは使う端末の性能や使い勝手が仕事の出来に直結すると言っても過言ではありません。
これまでは動けばいい、とりあえず業務がこなせればいいとコスト優先で選ばれることも多かったノートパソコンですがテレワーク前提で選ぶとなるとある程度の機能が求められます。
多少価格が上がったとしても仕事のために必要な先行投資だと考えて十分な性能のノートパソコンを用意しましょう。