岩沼市は、宮城県の南部に位置する人口43,000人程のまちです。65歳以上の高齢者の割合が27%を超える中、高齢者のみの世帯が増加傾向にあります。特に単身者では通院が困難なケースも増えており、施設入所を考える人も少なくありません。
そんなときに知っておきたいのが、「ナーシングホーム」という高齢者向け施設です。
ナーシングホームってどんな施設?
ナーシングホームは、その名の通り看護師が常駐する施設のこと。介護だけでなく、必要な医療処置やリハビリテーション、緩和・終末期ケアを含めて提供しています。介護と医療を一体化することで、対応可能な疾患や治療の幅を広げることができます。特に医療が必要な人にとっては、24時間体制のもとで支援を受けられるので安心ですね。
全国的に高齢化が進む中、ナーシングホームの需要はますます高まると考えられます。
岩沼市ではナーシングホームに入所できる?
岩沼市にも、ナーシングホームが新しく開設されています。数は多くありませんが、空きがあれば施設に直接申し込んで入居することが可能です。
またナーシングホームは、基本的にお住まいの自治体以外でも利用できます。例えば自宅近くの施設に空きがない場合や、家族の近くに住みたいという場合は、岩沼市外の施設を検討しても良いでしょう。
今後新設される可能性もあるので、気になる人は情報をチェックしておいてくださいね。
ナーシングホームは介護と医療を補い合っている
今までは介護と医療がそれぞれ特化した施設が多かったですが、ナーシングホームの開設によって一人ひとりの生き方がより尊重できるようになりました。介護を受けながらも充実した医療体制が整っているのは、ナーシングホームの大きな魅力です。
ナーシングホームによって設備や可能な治療・処置が異なるので、いくつかの施設を比較して見学に行ってみるのがおすすめです。妥協せず、あなたに合った施設を見つけてくださいね。