栃木県那珂川町は、県の北東部に位置する人口1.5万人の町です。鮎釣りのメッカとして有名な街であり、歌川広重の版画・肉筆画を多く所蔵する馬頭広重美術館などがあります。そんな那珂川町には名所にも引けを取らない自販機が存在します。今回は、那珂川町にある自販機について解説しましょう。
那珂川町にある食べ物専門自販機店
那珂川町には食べ物専門自販機店があります。レトロなうどんそばの自販機やハンバーガー、アイスクリームといった昭和時代に一世を風靡した自販機が多く並んでいます。いずれも現役で丁寧なメンテナンスによって最適なコンディションで食べ物を提供しているのが特徴です。古くて新しい自販機の専門店ですが、やはり機械が古かったり、利用者が極端に多くなる日があったり、といったことから負担がかかって休止する自販機もあります。それでもオーナーが丁寧にメンテナンスや修理を行って販売できるコンディションを維持しているのが特徴です。まだ歴史の浅いスポットですが、今後どんどん注目されていくでしょう。
うどんそば自販機の仕組みは？
レトロな自販機の代表といえばうどんそば自販機です。30秒待つとアツアツのうどんが自販機から出てくるという画期的な自販機で、令和の現代でも新鮮な印象を与えてくれます。その仕組みはある程度完成した状態のうどんやそばをセットしておき、ボタンを押すとお湯が麺にかけられて湯がきされます。そして、そのあと高速でどんぶりが回転されて湯切りが行われ、十分湯切りされたらセットされている暖められたつゆが注入されて完成です。
新型のうどん自販機
旧来のうどん自販機は1995年に製造を終了しており、今後数を減らすとされています。そんな中、新型のうどん自販機が誕生しています。ただ、残念ながら仕組みはかなり違ったものです。なまのうどんではなく冷凍されたうどんを自販機内で解凍し、それを提供するシステムになっています。また調理時間も旧来のものが30秒であったのに対し、120秒かかります。