育児、仕事に追われながら、ストレスいっぱいの余裕がない日々。
そんな日々を過ごしているなか、この本に出会いました。
「気にしない、考えすぎないでラクに生きる」
表紙の文章を見て衝動買いです。
再び余裕がなくなると、この本で学んだことを忘れてしまいがち。
知識を定着させるため、この記事で感想をまとめようと思います。
行動しよう
本書では、思考の習慣は鍛錬で変えることが出来るとしています。
つまり、鈍感力を鍛えることは出来るのです。
鈍感な人は生まれつきそういう思考を持っているかと思いきや、そうとも限らないようです。
皆さんも周りにいませんでしたか?
もちろん簡単に鈍感になれるわけではありません。
鍛えることが出来るということは、練習をしなければならないのです。
鈍感力を妨げる不安や緊張も、場数をこなすことで経験値を上げる。
そうすることで、不安は軽減されて鈍感に近づくそうです。
やはり行動から逃げてはいけませんね。
始めは勇気がいるけれど、どんどんやることが結果的に気持ちのゆとりに繋がるんですね。
ずっと不安を感じるくらいなら勇気をだして行動した方が、総合的なストレス量は少なくて済みそうです。
執着しないこと
本書では執着から離れることも勧めています。
嫌だった経験、将来への不安、他人の欠点など、「諦めることができると人生はずいぶんラクになる」そう述べています。
そうはいうものの、それができないから悩んでいるんだと、ツッコミたくなりますが、これも思考のクセなんでしょうね。
そこで、本書ではルール作りを推奨しています。
- 確率の低い心配事は「どっちでもいい」とする
- 将来への心配はキリがないと考える
たしかにルールを作れば、それがクセになるかもしれません。
心配ルールを自分で持つことでムダに悩む時間も減らせそうです。
他人を信じること
まじめな人ほど自分でやりたがり自滅する。
ドキッとしますね。仕事をしている時など心当たりがあります。
自分を過信しすぎず、他人に頼る勇気も必要です。
ただし、注意して欲しいことがあります。
他人に期待しすぎることも恨みに繋がります。
「なんで思うようにやってくれないんだ!」
日常で他人にそう思うことありますよね。
僕は通勤で毎日車を運転していると、よく他人の運転にイライラしていました。
これも他人が自分の思うような運転をしてくれると心のどこかで期待していたことが要因かもしれません。
まとめ
今までの自分を振り返ると、ストレスへの対処法については様々学んできましたが、根本的なストレスの元となる「考え方」については深く考えてこなかったことに気づきました。
いわゆる、その場しのぎをしていたのかもしれません。
自己啓発本が山積みになっていることにも頷けます。
思考のクセは簡単に治るものではありません。
しかし、忘れずに覚えておきたいこと
- 行動する
- 執着しない
- 他人を信じる
この3つのキーワードを繰り返し考えるようにしたいと思います。
それが新たな思考のクセに変わるように。