高齢で呑み込みが悪くなっていた叔母が、愛媛の歯医者で健口体操(口の体操)を教えてもらいました。
最初は効果があるのかと半信半疑で、やっていたそうです。
しかし何か月か体操を続けている時に、少し飲みやすくなったと言っていました。
そのときに、体の体操と同じように、口の体操も大事なんだと気づきました。
でも健口体操ってどんな体操かも知らない人もいると思うので、体操をするメリットとどんな体操をしたらいいかを説明していきます。
健口体操をするメリット
高齢になってくると、体の筋肉と同じように、口の筋肉も弱くなってきます。
体の筋肉が弱くなると、歩けなくなったり、動きにくくなったりするように、口の筋肉も弱くなると、食べ物の飲み込みや咀嚼の力が弱くなってしまいます。
飲み込みや咀嚼の力が弱くなると、誤嚥をしたり、食べる量が減り栄養失調になったりとほかの病気に繋がる可能性があります。
それを防ぐためにも、口の筋肉を使い、鍛えていくということはすごく大切なことです。
健口体操は口の筋肉を使い鍛えることができるので、病気などの予防につながるというメリットがあります。
健口体操
・首の運動
首の運動のため、首を左右に倒したり、回したりします。
痛みが出る場合は、無理をしないでください。
・口の周りの運動
口をすぼめたり、イ~と横に開いたりします。
・頬の運動
頬を膨らませて、すぼめる運動をします。
・舌の運動
舌を右や左の頬の内側に押し付けます。
・咀嚼・嚥下の運動
「パ」「タ」「カ」「ラ」と声を出して発声します。これはパタカラ体操と呼ばれます。
以上が健口体操になります。
時間もあまりかからず、すぐにできる体操です。
まとめ
お口の体操は、食事をすることや会話をすることの維持にすごく役に立つ運動です。
時間もあまりかからず、簡単にできる健口体操。
ぜひ毎日継続してやってみてください。