難しいデイサービスの定義をわかりやすく説明してみた

なんのこと!?

デイサービスの定義については、介護保険法第8条第7項により定義されています。利用する者は「居宅要介護者」。国が法令で定めている施設か、介護保険法第20条に規定する施設に通い、入浴・排泄・食事の介護をおこなうこと。以上が「デイサービス」です。難しすぎてなんのこと状態です。
デイサービスについて、もう少し簡単に分かりやすく説明します。

居宅要介護者とは?

まず利用者に該当する「居宅要介護者」について。「居宅」というのは、家で過ごしている人達のこと。要介護者は、住んでいる都市で「あなたは要介護1です」などの認定を受けた人。福生市でデイサービスを利用できるのは、福生市から「あなたは誰かの手を借りなければ生活は難しいでしょう」と、認定された人達。
つまり「居宅要介護者」とは、住んでいる自治体から「誰かの手を借りて生活が必要です」と認定された人で、なおかつ家で過ごしている人を指します。

国が法令で定めている施設とは?

では「国が法令で定めている施設」とは、どういったものでしょうか。ただしくは「老人福祉法」という法律で定められた施設ですが、話が大混雑してしまうので「国が決めた施設」とします。もっと簡単に述べると、国から「年齢を重ねた人を預けても良いですよ」と認定された施設のこと。
ただ建物を建てたからとはいえ、今日から「デイサービスとして使える施設です」とはいきません。国からの認定を受けるには、厳しい条件があります。いくつか条件がありますが、分かりやすいのが働く人でしょう。介護士だけいればいい訳ではなく、他にも社会福祉士・看護師・理学療法士などの人材が必要です。

デイサービスとは?

以上をまとめると、生活の援助が必要な人達が施設に通うことが「デイサービス」になります。彼らが通う施設は、国の厳しい基準をクリアした施設のことです。
施設での過ごし方は、色々とございます。人によっては日常生活に戻るためのリハビリに明け暮れる人もいれば、友達と一緒に趣味に興じる方もいらっしゃいます。新しく友達もできますので、生きがいになるでしょう。