多肉植物の選び方

多肉植物はいっぱいある

園芸ショップならば、必ず1つは販売されている多肉植物。癒やしの効果を与えてくれるだけでなく、ちょっとしたお守り代わりにもなるので人気が高いです。
では多肉植物をこれから手にするのなら、何を選べば良いのでしょうか。本音を言えば多肉植物全部を入手していただきたいものの、現実的なものではありません。多肉植物は生きているので、全ての愛を注ぐためにも1つ~3つまでにとどめておきたいものです。

春夏秋冬の多肉植物

多肉植物には、春秋型・夏型・冬型の3種類あります。生まれて初めて多肉植物を入手するのなら、おすすめは春秋型でしょう。セダムやエケベリアが春秋型に分類されます。春秋型はよほどの暑さや寒さに晒されない限りは、枯れることはありません。多肉植物どころか、栽培植物初心者にも向いています。気をつけるべきは、気温。5℃以下の場所に植物を置いてしまうと、枯れる恐れがあるので要注意です。夏型も初心者におすすめの、多肉植物。カラカラとした乾燥地に強く、万が一水を与え忘れても問題ございません。
東北や北海道にお住まいの方であれば、冬型の多肉植物がおすすめです。5℃~20℃の低温を好む植物で、年に1回葉が新しくなるのが特徴。アエオニウムやコノフィツムが、冬型に分類されます。

葉を見る

全く同じ多肉植物は存在していません。仮に同じ種類の多肉植物であっても、1つ1つ違います。果物にも良し悪しがあるように、多肉植物にも良し悪しがあるのです。
チェックしたいのは、葉っぱ。多肉植物の葉の部分には、植物の成長に必要となる水が保管されています。葉に水がたっぷり入っていると、植物は健康的に育つでしょう。多肉植物を選ぶ際には、葉を比べて見て下さい。

実際に店へ行く

良い多肉植物を確実に選ぶ方法は、実際に店まで足を運ぶことです。今はネットでいくらでも多肉植物を選ぶことは可能。しかしネットで掲載されている画像が、必ずしも事実とは限りません。
確実に選ぶには、店に足を運び多肉植物を手にとってじっくりと見ることです。