養豚場!ゲームとリアルの狭間

今日から養豚場のオーナーに

台湾の会社から、養豚場が舞台になっているゲームアプリを配信。海外の会社から配信されているアプリとなると躊躇するかもしれませんが、会社は日本にもございます。もちろん日本からでもダウンロードは可能。日本からでもダウンロードは可能で、50万以上のDLがあったようです。
ゲームの内容は、養豚場のオーナーになり豚を育てるというもの。400種類以上の豚を育てることができ、育った豚は出荷もされます。またかけ合わせにより、新種の豚も生産できるそうです。

豚を育てて出荷するのは同じ

ではゲームではない本物の養豚場では、どうなのでしょうか。育てた豚を出荷させるのは、ゲームと同じ。かけ合わせて新種の豚を生産するのも、実際におこなわれています。
有名なのは「三元豚」でしょう。3種類の品種をかけあわせた豚のことで、美味しくて安価なのが特徴。さらに病気などに振り回されることもないので、安定した供給も実現できるという訳です。品種を上手く掛け合わせることで、バランス調整も可能。赤みが多い豚肉や、脂身が多い肉も自由自在です。

レア度の高い豚?

ゲームでは、オーナーのレベルが上がるとレア度が高い豚が手にできる機能があります。実際はというと、なんとも言えないのが正直なところでしょう。
例えば宮城の養豚場では、数多くのブランド豚肉が生産されています。どのブランドの豚肉を生産されているかは、養豚場によって大きく変わります。だからオーナーのレベル云々とは、次元が全く違うのです。強いて言えば設備関連ぐらいでしょう。

オーナーのレベルについて

養豚場オーナーのレベルに関しては、強いて言えば豚への情熱でしょう。豚は大変デリケートな動物で、少しでも間違った飼育をしてしまうと取り返しがつかなくなります。
きれいで新鮮な水・温かく乾燥した隙間・風のない生活空間は、豚を飼育する上での絶対条件。しっかりとした豚舎で、換気が十分にできている養豚場であれば、間違いなく「レベルが高い」と断定できます。レアな豚が手に入るかどうかは、別として。