ITコンサルは、東京に限らず多くいます。
そして、その業務はITに関する様々な支援や実際の導入といった一連の業務です。
こういった説明を受けるとSE(システムエンジニア)と仕事が似ているのでは、と思う方もいるはずです。
今回はITコンサルとSEの違いは何なのかについて解説しましょう。
ITコンサルとSEは立場やスキルが違う
東京にはITコンサルが非常に多く、サービスを提供している企業によっては、実際にはSEと混同してしまっているケースもまれに見られます。
しかし、厳密に言えば立場やスキルといった面で、両者は大きく違うのです。
ITコンサルとSEの立場の違い
まず、立場に関してはITコンサルがクライアント側に立ってサービスを展開するのに対し、SEは技術を提供するベンダー側としてサービスを展開しています。
この違いによって、同じ場面(フェーズ)であっても業務内容が変わってきます。
ITコンサルは、プロジェクトの進捗を管理し、問題を早期発見して方針を決定するのに対し、SEは予算や納期で完成物を作り上げることが業務になってきます。
飲食店でいえば直接接客を行うホールスタッフがITコンサルなのに対し、厨房で調理をしているスタッフがSEといえるでしょう。
ただ、小規模な飲食店では調理スタッフが注文を聞いて、自分で調理をするようなところもあるように、東京のIT関連の企業の中には、自分でITコンサルをしつつSE業務を強いられているケースもあるのです。
ITコンサルに求められるスキルとは?
東京のITコンサルに求められるスキルは総合力、SEはITの技術そのものとコミュニケーション能力です。
ITコンサルは、クライアント企業の業務内容まで理解しつつ、実現可能なITの知識も求められます。
言い換えれば広く浅くといったイメージといえるでしょう。
これは、東京であっても変わりません。
一方、SEは具体的なIT技術、例えばプログラミング能力や適切なツールを使って納品物を仕上げる技術が求められます。
さらにITコンサルに帯同して技術的な提案をクライアントにするためのコミュニケーション能力も求められます。